冬の寝具なのになんだか寒い?
冬が年々、急に来るようになりました。薄手のシャツを羽織っていたのに、翌週には冬物のコートが欲しくなるくらいです。
気がつけば部屋も寒く、暖房が欲しくなりますよね。部屋だけでなく、寝るときの布団も寒く感じていませんか?
慌てて冬の布団や毛布を出しても、思ったよりも暖かくない、なんて思うことありませんか?
そのまま真冬に突入すると「私の寝具…、寒すぎ…?」なんてことになりかねません。
布団が寒い原因はなんなのでしょうか?
布団の衣替えをしてそのまま使っていませんか?
ご家庭の冬寝具の多くは、シーズンが終わったあと、クローゼットの奥で保管されがちです。
クローゼットは通気がないので湿気が溜まりやすく、布団が湿気を吸ってしまっているのかもしれません。
湿気を吸った布団はヘタってしまいます。
そのまま使ってしまっては、本来の性能を活かせません。
では、どうしたら元に戻るのでしょうか?
対策1・まずは干してみよう
布団は吸湿性に優れたものが多いです。これは寝ている間に身体から出る汗を吸って放出したり、布団の中の湿度を保ったりするために、吸放湿性に優れた素材が使われやすいからです。
保管してあった布団が室内やクローゼットの湿気を吸収してしまっている可能性があります。
湿ったシャツを着るイメージをしてみてください。なんだかひんやりしませんか?
対策の1つ目は、まずは干してみましょう!
布団を干すメリット
干して乾いてくると、湿ってヘタってしまっている布団の中の詰めものをふっくらとさせる効果もあります。
洗いたてのタオルも、使って湿っているときよりふっくらしていますよね。
ふっくらさせるとどうなるのかというと、ふっくらの中に空気層ができます。
この空気層が断熱の効果を生んで、布団の中から暖まった空気を逃がしにくくなります。
ふっくらして暖かくなる、一石二鳥の対策です。
羽毛布団の干し方
羽毛布団の場合は、風通しのよい室内で干しても大丈夫です。羽毛は吸湿発散性に優れていますので、必ずしも日光に当てる必要はありません。むしろ羽毛布団の外側の生地(側地)は、日光に直接当てると傷んでしまう場合があります。外干しするときは、布団カバーを掛けたまま干したほうが生地へのダメージが少なくなります。
外干しするときは、湿度の低い日に直射日光を避け、10~15時くらいの間に裏表を片面ずつ1時間程度干してあげるとスッキリと仕上がります。
雨が降りそうな日や、なんとなくジメジメする日は避けたほうが賢明です。
羽毛布団に使われている羽毛は、吸湿性に優れていますので、湿度の高いところに干すと、逆に湿気を吸ってしまいます。
布団を出したあとだけでなく、月に1回か2回干してあげると、シーズンを通して気持ちよく使えます。
綿布団の干し方
綿布団の場合は、週に1回か2回干すのが理想的です。綿布団は保湿性に優れています。逆に言うと湿気がこもりやすい布団とも言えるため、短いスパンで乾燥させたほうが気持ちよく使えます。
ただし、こちらも羽毛布団と同じく、強い直射日光は外側の生地や中わたを痛めてしまいますので、天気のよい日に片面ずつ1時間程度干してあげるとスッキリします。
綿布団に布団叩きを使っている方が多く見受けられますが、布団叩きは本当に叩くものではなく、表面を撫でる感じで使ってください。強く叩くと布団が傷んでしまうのと、付着したホコリなどが砕けて、より細かな塵のようになってしまいます。
布団叩きを使うのであれば、撫ででホコリを払うように使ってください。
対策2・洗えるものは洗ってみよう
布団だけでなく、毛布も洗えるものは洗ってみましょう。洗濯表示タグを確認して、家庭洗濯が可能であれば、表示通りに洗います。
寝具はデリケートなものが多いので、手洗いや洗濯機の弱水流、タンブル乾燥不可など、様々な記載があります。しっかりと洗濯方法を守ることで、性能を復活させるだけでなく、寝具そのものの寿命を縮めなくてすみます。
干したあとは、きちんと乾いていることを確認してくださいね。湿ったまま使うのは寝具を痛めますし、なにより気持ちよくありません。洗ったらしっかり干して使いましょう。
もちろん、クリーニング店にお願いするのもアリです。家庭洗濯ができないものであれば、クリーニング店に相談してみましょう。
毛布を洗ったら、目の荒いブラシで毛並みを起こして上げるのもいいかもしれません。毛並みが立つと空気層ができ、ここでも保温効果が生まれます。
そして何よりも、毛並みが立っているとふわふわで気持ちがいいです。
是非試していただきたいですが、毛抜けや引っ掛かりに気をつけて、無理な力で引っ張ることは絶対にやめましょう。毛布が痛んでしまいます。
優しくブラッシングしてあげる気持ちで試してみてください。
干しても洗ってもダメなら?買い替えを検討しませんか
今の寝具は何年使っていますか?
布団の寿命は、一般的には約5~10年、毛布の寿命は、素材によって違いがありますが、一般的なポリエステル毛布だと約3~5年と言われています。お手入れをしてもダメなら、そろそろ変えどきがきているのかも?
買い替えにおすすめなディーブレスの冬寝具をご紹介します!
CRESCALORE オールインワン毛布
今の布団に愛着があるし、変えたくない…、ならCRESCALORE(クレスカローレ)オールインワン毛布がオススメです。
そのまま毛布をにもなる掛け布団カバーで、お手持ちの寝具に装着できるから、すぐに使えます。
内側にボタン式のホックが8箇所付いているのでズレません。
暖かな6層構造で、お手持ちの布団を暖かくグレードアップさせます。
4層構造のスーパーヒートな敷きパッドもありますよ!
PRIMALOFT 1200
布団そのものを変えてみるのはいかがでしょうか?
PRIMALOFT1200は冬用の本掛け布団です。
PRIMALOFTは、アメリカ国軍からの要請を受けてALBANY社が開発した、人口繊維による擬似羽毛です。当初は米国特殊部隊および陸軍、海軍にて寒冷地用防寒着の中材として使用されていました。現在では一般にも用途が広がり、高級ダウンの代替素材として、アパレル用途、本格登山用アウター、スキーグローブ、トレッキングブーツなど、様々な商品に展開されています。
しかもPRIMALOFTシリーズは同シリーズのPRIMALOFT 800や、PRIMALOFT 400と、ボタンでくっつけて更に暖かさアップ!
くっつけた同シリーズは、他のシーズンにも単独で使えます。組み合わせて、1年中便利に使いやすい布団です。
CALDO NIDO notte 3
寒い冬には、吸湿発熱する暖かな日本製毛布、CALDO NIDO notte 3(カルドニードノッテ)がオススメです。
冬の布団に入ってヒヤッとしたことはありませんか?
肌触りのよい日本製毛布、CALDO NIDO notte 3なら、布団に入ってすぐに発熱してあったかい。
一般的なアクリル毛布と比べると、1分で約5℃の差がつきました。
身体から出る余計な湿気を吸湿して発熱する、吸湿発熱素材で一晩中暖かさが続きます。
掛け毛布だけではなく敷き毛布も合わせてお使いいただくと、さらに暖かさを感じられます。
敷き毛布は敷きパッド形状で、裏面四隅にゴムバンドが付いているのでズレません。
MAXIMUM The Sofwool
寒がりさんに特にオススメなのがMAXIMUM The Sofwool(マキシマムザソフゥール)です。
シリーズの中で最も毛密度を高くした、日本製のウール毛布で、ウールの密度が高く毛足も長いので、とにかく暖かい毛布です。
ウールの産地や部位にもこだわりがあります。柔らかく暖かく、ウールのよさを活かした毛布です。
掛け毛布と敷き毛布がありますが、ぜひ合わせてお使いいただきたい毛布です。
敷き毛布は裏面四隅にゴムバンド付きの敷きパッド形状です。
寒いまま過ごすのはやめよう
寒すぎる寝具は早めに見直しましょう。
冬の体調管理にも睡眠は大切ですし、なによりせっかく身体を休める寝室で、不快な思いをするのはよくありません。
暖かく、気持ちよく、冬を乗り切りましょう。